突然ですが、あなたはホームページをどのくらいの頻度で更新していますか?
「週に1回は更新している」という方もいれば、「もう何年も更新せずに放置している」という方もいるでしょう。
中には「そもそもホームページを更新する意味ってあるの?」って思っている方もいるかも知れません。
そこで今回は、
- ホームページ更新のメリットって何?
- たまに更新しているけど、効果がよく分からない
- 例えばどんな内容を更新すればいいの?
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を読めば、ホームページを更新するメリットや更新すべき内容・頻度まで理解できるので、ホームページ更新についての疑問を全て解決することができます。
この記事を執筆してる私は、WEB制作歴5年の現役WEBディレクターです。
これまで数十件のホームページ運用に携わり、ホームページを定期的に更新するメリットを身を持って感じています。
この記事では、
- ホームページ更新の必要性
- ホームページを更新するメリット
- 最適な更新頻度
- 定期的に更新すべき情報
これらの内容を徹底解説していきます。
ホームページ更新についてお悩みや疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜホームページは更新する必要があるの?
まずはホームページを更新しなければならない理由を解説します。
- 読者に不安を与えるから
- 会社のブランドイメージが悪くなるから
- 検索エンジンでの表示順位が下がる可能性があるから
- トラブルに発展する可能性があるから
もしあなたのホームページが半年以上更新されていないなら、知らず知らず、読者の不安やブランドイメージ低下に繋がっているかもしれません。
それぞれ詳しく解説していくので、「ホームページを更新する理由が分からない」と言う人は必ず目を通してください。
1:読者に不安を与えるから
ホームページを更新せずに放置していると、読者に不安を与えることになります。
ホームページはいわば、あなたの会社の玄関のようなもの。
あなたが街中でカフェを探しているとして、目についたお店の玄関が、明らかにしばらく掃除されていない状態だったらどう思いますか?
「玄関の掃除もできていないようなお店じゃ、コーヒーの味や接客態度にも期待できないな」と思いますよね。
多くの人は、そのカフェでの注文を躊躇し、他のお店を探しにいってしまうでしょう。
ホームページの更新が必要な理由も、これと同じです。
ホームページを訪れた読者の多くは、あなたのビジネスに興味を持っている、いわば見込み客。
これから商品を購入してくれるかもしれないお客様に、「この会社大丈夫かな?」と購入を見送られてしまったらもったいないですよね。
「定期的にホームページが更新されている」という情報は、読者の安心に直結するのです。
せっかくの見込み客に不安を与えないためにも、ホームページは定期的に更新しましょう。
2:会社のブランドイメージが悪くなるから
ホームページの更新が長期間止まっていると、会社のイメージまで悪化してしまうおそれがあります。
もし興味をもった企業のホームページが何年も更新されていなかったら、
「更新するお金ないのかな…?」
「情報が古すぎて全然信用できないな…」
「そもそもこの会社現存するの?」
こんな風にマイナスの印象を持ってしまいますよね。
会社のブランドイメージが下がってしまうと、新規顧客が他社に流れてしまうのはもちろん、既存顧客の流出にも繋がりかねません。
特に、
- IT
- WEBサービス
- 製造業
など最先端の技術が求められる業界や、
- 美容
- 飲食
など見た目が大事な業界では、ホームページの印象が売り上げに与える影響も大きいです。
もしあなたが5年以上前に作ったホームページや、デザインが古いホームページをお持ちなら、サイト全体のリニューアルも検討してください。
内部リンク:ホームページリニューアルのメリット7選!タイミングや注意点も解説
会社のブランドイメージを下げないためにも、ホームページは定期的に更新すべきなのです。
3:検索エンジンでの表示順位が下がる可能性があるから
ホームページを更新せずに放置していると、SEOにも悪影響を及ぼします。
SEOとは「検索エンジン最適化」の略称で、簡単に言えばGoogleやYahooといった検索エンジン上での表示順位を上げるための施策のことです。
そして、実際に検索順位を上げるには「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを作成すること」が最重要。
これは、Googleが公開しているガイドラインにも明記されています。
参考:Google – 有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成
- ホームページ内に載せている情報が古い
- 長年放置していることにより文字化けや表示崩れが発生している
このようなサイトは、「信頼性が低く価値のないコンテンツ」とみなされてしまうかもしれないのです。
検索順位は、ホームページのアクセス数に多大な影響を与えます。
せっかくコストをかけて作ったホームページを無駄にしたくないなら、SEO対策として定期的な更新を行いましょう。
4:トラブルに発展する可能性があるから
ホームページを更新せずに情報が古いままだと、ユーザーの誤解を招いてしまい、トラブルに繋がりかねません。
例えば、以下のような状況は、ユーザーに余計なストレスや不信感を与えてしまう原因になります。
- 販売中止になった商品やサービスが載せられている
- 料金が値上げされているのにも関わらず、古い値段のまま
- 以前行っていたキャンペーンの情報がそのままになっている
間違った情報を掲載しているせいで、
「サービスの内容が公表されている情報と全然違う!」
「商品を購入してみたらホームページに載っている料金よりも高い!」
こんなクレームに対応する手間が増えてしまったら最悪ですよね。
ホームページの更新は小まめに行い、トラブルの未然防止に努めましょう。
ホームページを更新するメリット3つ
続いて、ホームページ更新で得られる3つのメリットを解説していきます。
ホームページの更新は、集客面やブランディングにも影響を与えます。
「ホームページを更新したところで、大してメリットなんてないでしょ」
と思っている方は、ぜひ最後まで読んでください。
- 新規顧客獲得に繋がる
- リピーター増加に繋がる
- SEO向上により会社や商品の認知度が上がる
1:新規顧客獲得に繋がる
ホームページで最新の情報を提供し続ければ、新規顧客の獲得に繋がります。
特に、商品やサービスに関する情報を豊富に掲載しておけば、以下のような行動を喚起できるかもしれません。
「このサービス、ちょっと気になるから情報を集めよう」
「店舗でセールをやっているみたいだから今度行ってみよう」
集客は、ビジネスにおける最重要項目。
ホームページを集客ツールとして活用しないなんて、もったいないことこの上ありません。
中には、「チラシやSNSで最新情報を提供しているから、わざわざホームページを更新する必要がない」と思っている方もいるでしょう。
でも、ホームページには、情報が流れにくいという大きなメリットがあります。
情報を発信してから一定期間しか効果が持続しないチラシやSNSに比べて、ホームページは一度情報を発信したら長期的に効果が続きますよね。
また、地域を限定せず、全世界に情報を届けることもできます。
ホームページは、適切に運用すれば、24時間365日働いてくれる営業マンになるのです。
インターネット経由で新規顧客を獲得したいなら、ホームページの定期的な更新を心がけましょう。
2:リピーター増加に繋がる
ホームページを定期的に更新すれば、リピーターの増加も見込めます。
そもそも、リピーターを効率的に獲得する方法は、ズバリ「新鮮な情報を届け続けること」です。
ホームページ上に常に最新情報を載せておけば、
「そろそろ新商品が出る頃かな?」
「あの商品、値下げされてないかな?」
と新たな情報の追加を待ち望んでくれる訪問者も現れるでしょう。
あなたの会社の最新情報を心待ちにしてくれているユーザーなら、リピーターになることはほぼ確実です。
顧客は、常にあなたの会社とライバル企業とを比較しています。
リピーター獲得のため、新商品に関する情報やお役立ち情報を発信して、ブラウザの「お気に入り」に追加したくなるようなホームページを目指しましょう。
3:SEO向上により会社や商品の認知度が上がる
ホームページの更新は、SEO、つまり検索順位の向上にも繋がります。
前述の通り、SEOに強いホームページ作りには「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」が欠かせません。
定期的にホームページを更新すると、単純に記事数が増えて様々なキーワードに引っかかりやすくなるのはもちろん、「最新かつ有益なコンテンツ」とみなされ検索順位が上がりやすくなるのです。
様々なキーワードで上位表示を勝ち取れれば、当然、会社名や商品名が人の目に触れる機会が増えますよね。
そもそも、あなたのホームページが上位に表示されるようなキーワードで検索する人は、そのキーワードに関心を持っている見込み客。
ホームページを定期的に更新すれば、広告費を払わなくても、見込み客相手に会社や商品を宣伝できてしまうのです。
ホームページのベストな更新頻度
ここまで、ホームページを更新する理由やメリットについてお話ししてきました。
では、ホームページはどのくらいの頻度で更新していけば良いのでしょうか?
結論、SEOへの影響を考えて、月に1度は更新しましょう。
ただし、最新ニュースなどを発信するオウンドメディアであれば、週2-3回は更新しておきたいところです。
「でも、毎月新製品が出るわけじゃないし、更新できそうな情報がないよ」
と思った方もいるかも知れません。
そんな場合は、以下のリストを参考に更新できる情報を探してみてください。
- ニュース、お知らせ、トピックス
- ビジネスコラム、オススメ情報、お役立ち情報、特集
- よくあるご質問、Q&A
- お客様の声、お客様の感想、口コミ
- 制作実績、施工実績、導入実績
- 採用情報、求人情報、募集要項
「夏季休業のお知らせ」「サービス利用者からの口コミ」のような、ちょっとした内容で構いません。
大切なのは、定期的に情報を更新することです。
更新による集客効果をさらに増大させたいなら、「ユーザーが情報を欲するタイミング」での更新を心がけましょう。
例えば新商品を発売するなら、
- 商品発売の1ヶ月前に告知を出す
- 商品が発売されたら購入ページのURLを掲載する
- 商品販売1ヶ月後に購入者からの口コミを記事にする
このようなタイミングで情報を更新すれば、新商品に興味を持つ読者が増えるはずです。
また、採用情報を更新するなら、就活が始まる3月や離職者が増える1月が最適と言えるでしょう。
ホームページの情報更新タイミングは、商品の売り上げや採用の効率にも関わります。
読者が情報を求めるタイミングを見極め、最適な頻度で更新を行いましょう。
ホームページを更新する方法2つ
ここからは、ホームページの更新に取り組む方に向けて、ホームページの更新方法を解説します。
ホームページの更新方法は、大きく分けて以下の2パターンです。
- 自社で更新する
- 制作会社に依頼する
それぞれのメリットデメリットを解説するので、自社に合った方法を選んでみてください。
1:自社で更新する
社内にリソースがあれば、ホームページの更新を自社で行うことができます。
- 外注費がかからない
- スピーディに更新できる
- 更新する内容によっては専門的な知識が必要な場合がある
- 作業担当者が必要になる
- コンテンツの質が低くなる可能性がある
自社でホームページを更新すれば、当然外注費がかからないためコストを削減できます。
目の届く範囲で更新作業ができるため、発注から完成までのスピードが早いのも自社制作のメリットです。
一方で、デザインの変更を伴う更新やシステム導入には、専門知識が必要なこともあります。
自社で対応できない作業は、都度外部に依頼するなどの対策を取りましょう。
2:制作会社に依頼する
ホームページの更新は、制作会社に一括で依頼することもできます。
- 質の高いコンテンツを制作することができる
- セキュリティ面で安心できる
- 本来の業務に集中できる
- 外注費がかかる
- やりとりや確認作業に時間がかかる
ホームページの更新を制作会社に外注すると、当然専門知識を持った担当者が更新を行うため、クオリティの高いコンテンツを制作できます。
ホームページのクオリティはSEOにも影響するため、集客効果やブランディング効果を重視する方におすすめです。
ただし、当然制作会社への依頼にはそれなりの外注費がかかります。
費用の目安が知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
内部リンク:ホームページ運用費用の相場は?ランニングコストを抑えるコツも解説
社内での更新が難しい場合やホームページを集客に役立てたい場合は、制作会社への依頼を検討しましょう。
まとめ
最後に、本記事のまとめです。
- 読者に不安を与えるから
- 会社のブランドイメージが悪くなるから
- 検索エンジンでの表示順位が下がる可能性があるから
- トラブルに発展する可能性があるから
- 新規顧客獲得に繋がる
- リピーター増加に繋がる
- SEO向上により会社や商品の認知度が上がる
ホームページの更新は、集客やブランディング面で様々なメリットがあります。
SEOへの影響を考えて月に1度は更新しましょう。
更新内容が思いつかない場合は、以下を参考にしてみてください。
- ニュース、お知らせ、トピックス
- ビジネスコラム、オススメ情報、お役立ち情報、特集
- よくあるご質問、Q&A
- お客様の声、お客様の感想、口コミ
- 制作実績、施工実績、導入実績
- 採用情報、求人情報、募集要項
ホームページを更新する方法は、大きく分けて2つあります。
- 自社で更新する
- 制作会社に依頼する
ホームページの更新を集客に繋げるには、質の高いコンテンツ作りが欠かせません。
「専門知識のある従業員がいなくて不安…」
「更新に割くリソースがない…」
といったお悩みがございましたら、ぜひ私たちNorthWingにご連絡ください。
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