中小企業様のホームページ制作をお任せいただく中で、
「以前別の制作会社からホームページ制作の営業を受けたんだけど、この見積額って高くない?」
「とりあえず簡単なホームページを開設したいんだけど、10万円以内に抑えられないかな?」
こんなご相談をいただくことが多々あります。
ここであえてホームページ開設費用の相場をお伝えするなら、1サイトにつき【5万円〜200万円】です。
「いや、範囲広すぎだろ!」
と思われた方。
全くもってその通りです。
ホームページの制作費は、サイトの規模や機能といった要因によってとんでもない範囲で変動します。
だからこそ相場観を掴むのが難しい。
例えば車を購入するときのように、
「この車種のこのグレードなら〇〇万円」
「このオプションをつけるならプラス〇〇万円」
といった形で費用感を算出できたら便利だと思いませんか?
この記事ではホームページ制作にかかる費用を内訳ごとに分け、おおよその予算を計算できるようまとめています。
この記事を書いている私は、これまで50件以上のホームページ制作に携わってきた現役WEBディレクターです。
実務で得た知識から、ホームページの機能やクオリティを維持したまま開設費用を安く抑えるコツも併せて紹介していきます。
ホームページをできるだけ安く制作したいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
中小零細企業のホームページ開設の費用内訳と相場
まずは、ホームページ開設にかかる費用の内訳と相場を解説します。
以下の表を元に、費用相場を計算してみましょう。
TOPページ | その他のページ | ||
---|---|---|---|
必ずかかる | ディレクション費 | 見積もり額の10〜30% | |
デザイン費 | 5〜15万円 | 2〜5万円 / 1P | |
コーディング費 | 3〜5万円 | 1〜3万円 / 1P | |
テスト・検証費 | 5〜10万円 | ||
必要に応じてかかる | コンテンツ制作費 | 記事作成:2-5万円/1記事 動画作成:10-100万円/1動画 画像作成:0.3-2万円/1画像 | |
システム構築費 | CMS導入:10〜20万円 簡単な機能の実装:2〜5万円 / 1機能 | ||
コンサルティング費 | 5〜100万円 |
例えば、全10ページでコンテンツ制作やシステム構築の必要ないホームページの場合は「34.1〜132.6万円」が相場となります。
■デザイン費
┗TOPページ:5〜15万円 * 1P
┗その他のページ:2〜5万円 * 9P
■コーディング費
┗TOPページ:3〜5万円 * 1P
┗その他のページ:1〜3万円 * 9P
■テスト・検証費:5〜10万円
■ディレクション費:合計額の10〜30%
ホームページに求めるクオリティや依頼先によって、34.1万円から132.6万円の間で金額が変動するイメージです。
「そんなに幅広い金額じゃ、結局いくらでホームページが作れるのか分からないよ!」と思われたかもしれません。
さらに細かく費用を算出するために、ここからは内訳ごとの費用を解説します。
各工程の費用が分かれば更に高い精度で予算を見積もれるので、以下の見出しに目を通して費用感を掴んでいきましょう。
1:ディレクション費
ディレクション費は見積もり額の10〜30%が相場で、ホームページ制作において必ずかかる費用です。
プロジェクト全体にかかる日数で算出されることもありますが、どちらの場合もおおよそ5〜80万円になることが多いです。
- プロジェクトの進行
- メールやチャットでのやり取り
- サイトの設計
といった作業がディレクションに含まれます。
ディレクション費は制作会社によって異なりますが、
- 中小規模の制作会社なら10〜20%
- 大規模な制作会社なら20〜30%
が目安になります。
この後解説する各項目の費用を計算した上で、
- 中小規模の制作会社に依頼するなら15%
- 大規模な制作会社に依頼するなら25%
をディレクション費として加えてみてください。
2:デザイン費
デザイン費はホームページ制作時に必ずかかる費用で、10〜60万円が相場です。
ページ数と求めるクオリティによって金額が変動しますが、おおよその費用は以下の通り。
- TOPページ:5〜15万円
- その他のページ:2〜5万円/1P
クオリティにこだわって全5ページをデザインする場合、
TOPページ15万円 + その他のページ5万円 * 4P = 35万円
で合計35万円になるイメージです。
デザイン費には、配色やレイアウトといった要素以外に
- アニメーションの指示
- ページ内で使用する画像の選定
といった作業も含まれます。
ホームページ内に掲載する情報量が多い場合はもちろん、複雑なアニメーションをつけたり豊富に画像や動画を使用する場合にも金額が高くなるので注意してください。
また、スマホサイズとPCサイズでレイアウトを変更する場合は別々で料金がかかることもあります。
見積もりを取った際に「あれ?意外と高いな」と思ったら内訳を必ず確認してください。
ホームページ制作費用を安く抑えたいという場合、真っ先に削られるのがこのデザイン費です。
特にデザインやアニメーションに関するこだわりがない場合は、
「シンプルなデザインで良いので、その分費用を抑えたい」
という旨を制作会社に伝えてください。
3:コーディング費
コーディング費の相場は10〜35万円で、ホームページ制作では必ずかかる費用です。
デザイン費同様、ページ数や求めるクオリティで金額が変動します。
コーディングとは、WEBサイトをインターネットで閲覧できるようプログラミング言語を使ってコードを書く作業のこと。
当然ページのボリュームが多いほど工数がかかり費用もかさみますが、おおよその相場は以下の通りです。
- TOPページ:3〜5万円
- その他のページ:1〜3万円/1P
5ページのホームページなら、
TOPページ3〜5万円 + その他のページ1〜3万円 * 4P = 7〜17万円
で合計「7〜17万円」になるイメージです。
コーディング費もスマホサイズとPCサイズで別料金になることがあるため、見積もり内容は必ず確認してください。
4:テスト・検証費
テストや検証にかかる費用の相場は5〜10万円で、こちらも必ずかかる費用です。
テスト・検証費に含まれる作業は以下の通り。
- 表示崩れの確認
- 機能の動作チェック
- エラーの検証
基本的に全てのページ・機能を個別でチェックするため、当然ページ数や機能数が多いほど費用も高くなります。
目安として、
- 10ページ以下の簡素なサイトなら5万円程度
- 10ページ以上で複数の機能がついたサイトなら10万円程度
を見積もっていただければ大きなズレは発生しないでしょう。
5:コンテンツ制作費
コンテンツ制作費は必要に応じてかかり、10〜100万円が相場です。
コンテンツ制作とは画像や動画の撮影・編集、記事の執筆などを指し、作業ごとの相場は以下の通りです。
- 記事作成:2〜5万円/1記事
- 動画作成:10〜80万円/1動画
- 画像作成:0.3〜2万円/1画像
記事の作成を20件分依頼するなら、
2〜5万円 * 20件 = 40〜100万円
で40〜100万円になるイメージです。
高いクオリティを求めるほど費用も必要になり、充実したホームページを目指す場合はコンテンツ制作費が見積額の大部分を占めることもあります。
中小企業のホームページ制作では、開設後に少しずつコンテンツを充実させていくことも多いため、特にこだわりがなければこれらの費用は含めずに計算してOKです。
もちろん、動画や画像、記事の原稿を自社で用意される場合にも費用はかかりません。
6:システム構築費
システム構築費の相場は2〜30万円で、必要に応じてかかる費用です。
システム構築とは、
- WordPressなどのCMS導入
- お問い合わせフォームの実装
- 会員登録の実装
などの作業を指し、作業ごとの相場は以下の通りです。
- CMS導入:10〜20万円
- 簡単な機能の作成:2〜5万円
金額は機能の規模や実装難易度によって変動します。
例えば、オンラインショップを兼ねたホームページで商品購入機能をつける場合は、数十万円かかることもあります。
金額としては高く感じるかも知れませんが、CMS導入や機能実装により後々の管理や運用が容易になります。
また、CMSを導入する場合は、コーディング費が安く抑えられるパターンも多いです。
中小企業のホームページでもCMSや簡易な機能を実装することが多く、ここにお金をかけることで後々のランニングコストが安く済む可能性もあります。
費用対効果を十分考えながら導入を検討してください。
7:コンサルティング費
コンサルティング費は必要に応じてかかり、相場は5〜100万円です。
金額の幅が広いのは、何を依頼するか・どんな結果を望むかによって費用が大きく変わるためです。
主な作業は以下の通りです。
- SEOや集客のアドバイス
- 業界や競合の調査
- データ分析
これらの作業により、
- ホームページが検索上位に表示されアクセスを獲得しやすくなる
- ホームページ内にユーザーが求める情報を掲載でき満足度が上がる
といった効果が期待できます。
場合によっては100万円以上の費用がかかることもあるため、
- SEOや競合調査など一部のコンサルティングのみを依頼する場合は5〜30万円
- 集客全般についてある程度サポートして欲しい場合は30〜50万円
- 大企業レベルの手厚いサポートを依頼したい場合は50〜100万円
を目安としてください。
ホームページ開設費用を安く抑えるポイント6つ
ここからは、ホームページの開設費用を安く抑える方法を解説していきます。
これらのポイントを抑えれば、数十万円単位で制作費を下げられることもあります。
ただし安易に費用を下げてクオリティの低いホームページを開設してしまうと、かえって会社のイメージを低下させてしまう原因にもなります。
これから解説する内容をしっかり読んでから行動に移してください。
- 必要なページや機能を吟味する
- 目的に合った種類のホームページを作成する
- テンプレートを使ったプランを契約する
- 画像や動画、テキストなどの素材を自社で用意する
- LP制作や広告運用をまとめて依頼する
- 補助金や助成金を活用する
1:必要なページや機能を吟味する – 規模別の相場早見表
そもそも「ホームページを作りたい」と思ったのには、何かしら理由があるはずです。
例えば「銀行との取引のためにホームページが必要になった」という理由なら、名刺がわりとして使える最低限の情報だけを掲載すれば良いですよね。
この場合は1〜5ページ程度のホームページになり、20万円以下で開設できる可能性もあります。
反対に「豪華なホームページを作って集客やブランディングに活用したい」という場合には、100万円単位の額がかかります。
銀行との取引のためにホームページを作るのに、あらかじめ必要なページや機能を考えていなかったばかりに数百万の費用がかかってしまったら馬鹿らしいですよね。
実際、「簡単なホームページさえあれば良いのに、どの制作会社も200万円以上の提案ばかりで結局開設に踏み切れていない」というご相談をいただくことがあります。
ホームページの制作を依頼する際には「そもそもなぜホームページが必要なのか」を念頭に置き、必要以上のページや機能を追加しすぎないよう注意しましょう。
規模別の相場目安は以下の通りです。
ホームページの規模 | 相場 |
---|---|
名刺代わりに最低限の情報を載せたホームページ | 5〜50万円 |
基本的な機能をつけた5〜30Pのホームページ | 50〜150万円 |
集客を重視した30P以上のホームページ | 150〜300万円 |
名刺代わりに最低限の情報を載せたホームページ:5〜50万円
名刺代わりのホームページや5ページ程度の小規模なホームページの場合、費用は5〜50万円で済みます。
このようなホームページを希望する場合、以下を参考に金額の目安を計算してください。
- TOPページ:3〜5万円
- その他のページ:1〜2万円/1P
- お問い合わせフォームやお知らせ投稿などの簡単な機能:追加で3〜5万円
例えば全3ページのホームページにお問い合わせフォームをつけるなら、
TOPページ3〜5万円 + その他のページ1〜2万円 * 2P + お問い合わせ機能 3〜5万円 = 8〜14万円
合計で8〜14万円になるイメージです。
集客やブランディング効果はあまり期待できずデザインも簡素になりますが、最低限の費用でホームページを作成できるプランです。
「とにかくホームページがあれば良い」という場合は、5〜50万円を相場と捉えておいてください。
基本的な機能をつけた5〜30Pのホームページ:50〜150万円
基本的な機能をつけた5〜30ページのホームページを制作する場合、相場は50〜150万円です。
このようなプランでは、
- お問い合わせ
- お知らせの投稿
といった簡単な機能の他に、
- 資料ダウンロード機能
- ブログ機能
なども費用内で実装できることが多いです。
おおよそのページ数や機能が決まっている場合は以下を参考に金額目安を計算してください。
- TOPページ:5〜10万円
- その他のページ:2〜3万円/1P
- お問い合わせフォームやお知らせ投稿などの簡単な機能:追加で5〜10万円
- 資料ダウンロードやブログ機能:追加で10〜20万円
全15ページのホームページにお問い合わせフォームとブログ機能をつけるなら、
TOPページ 5〜10万円 + その他のページ 2〜3万円 * 14P + お問い合わせ機能 5〜10万円 + ブログ機能 10〜30万円 = 48〜65万円
合計で48〜92万円になるイメージです。
製品・サービスの紹介や採用情報などの情報を掲載でき、デザインにもある程度こだわることができるためおすすめのプランです。
実際、弊社でもこのようなプランを掲載される企業様が多いです。
「ホームページで集客したいけど、できるだけ費用を抑えたい」という場合は、50〜150万円を目安としてください。
集客を重視した30P以上のホームページ:150〜300万円
集客を重視した30ページ以上のホームページを制作する場合、150〜300万円の費用がかかります。
中小企業のホームページではあまり見られませんが、ページ数が100を超えたり大手の制作会社に依頼する場合には、300万円以上の見積額になることもあります。
このようなプランではプロによる集客面でのサポートが受けられるのに加え、会員登録や商品販売など高度な機能を付けることもできます。
費用の目安は以下を参考に計算してください。
- TOPページ:5〜20万円
- その他のページ:2〜5万円/1P
- お問い合わせフォームやお知らせ投稿などの簡単な機能:追加で2〜5万円
- 資料ダウンロードやブログ機能:追加で5-10万円
- 会員登録や商品販売など高度な機能:追加で20-50万円
全50ページでお問い合わせフォーム・ブログ機能・会員登録機能をつけたホームページなら、
TOPページ 5〜20万円 + その他のページ 2〜5万円 * 49P + お問い合わせ機能 2〜5万円 + ブログ機能 5〜10万円 + 会員登録機能 30〜50万円 = 140〜330万円
合計で140〜330万円になるイメージです。
費用がかかる分デザインや機能もハイクオリティに仕上がり集客効果も期待できるため、ホームページに強いこだわりのある方におすすめのプランです。
弊社では、特にインターネット経由での集客が要となる、
- マーケティング
- コンサルタント
- オンラインスクール
といった業種の方に選ばれることの多いプランです。
「集客のほとんどをインターネットに頼っている」という場合、150〜300万円の予算を目安としてください。
2:目的に合った種類のホームページを作成する
ホームページの開設費用は、サイトの種類によっても大きく変わります。
一口でホームページと言っても、例えば
- 会社情報をメインに掲載する「コーポレートサイト」
- 商品やサービスに特化させる「LP」
- 商品販売を目的とした「ECサイト」
といった種類があります。
一般的には「コーポレートサイト」を制作する企業が多いですが、集客や商品販売を目指してサイトを作るなら、1ページ完結型の「LP」で十分なこともあるのです。
サイトの種類ごとの費用目安は以下の通りです。
- コーポレートサイト:20〜150万円
- LP:10〜50万円
- ECサイト:50〜300万円
- 採用サイト:20〜80万円
- ポータルサイト・オウンドメディア:100〜500万円
もしコーポレートサイトではなくLPでも目的を達成できるなら、費用はグッと安くなります。
実際、弊社でも「サービスへの集客のために、ホームページをできるだけ安く作りたい」という方にLPの制作を提案することがあります。
「ホームページを作ることで達成したい目的は何か?」を考え、コーポレートサイト以外でもその目的を達成できそうなら、サイトの種類の変更も視野に入れましょう。
3:テンプレートを使ったプランを契約する
制作会社の中には、あらかじめ用意したテンプレートでホームページを制作するプランを用意している会社もあります。
テンプレートを使用すれば制作コストが下がるため、その分費用を抑えられます。
完成後のホームページを事前にある程度想像できるというメリットもあり、デザインにあまりこだわりがない場合はこのようなプランで十分でしょう。
テンプレートといってもある程度のカスタマイズはできるため、配色や画像などでオリジナリティを出すことも可能です。
弊社でも、予算を抑えたいというお客様には、テンプレートを使った制作を提案させていただくことが多いです。
例えば、以下のホームページもテンプレートで制作していますが、4WD車のカスタム専門店らしく力強いデザインになるよう工夫しています。
他社で200万円以上の見積もり額だったサイトが、テンプレートを使用すれば100万円以下で済むこともあります。
ただし、元のテンプレートにページや機能を追加する場合は別途費用がかかるため、必ず事前に見積もりを取り総費用を確認してください。
4:画像や動画、テキストなどの素材を自社で用意する
ホームページ内で使用する画像や動画、テキストといった素材を自社で用意する場合、その分デザイン費用が安くなることがあります。
掲載内容を自社でコントロールできるため制作会社との齟齬が起こらないというメリットもあり、作りたいホームページのイメージがある程度固まっている方にはおすすめです。
実際、弊社でも3割程度のお客様が素材をご自身で用意されています。
- 必要素材のリスト作成
- 写真撮影のアドバイス
などのサポートをさせていただく場合もあります。
ただし、プロに撮影や執筆を依頼する場合と比べてクオリティが下がってしまうこともあるため、自社内で対応できるかは十分に検討してください。
5:LP制作や広告運用をまとめて依頼する
ホームページ制作の相談時、他の制作物や運用をまとめて依頼することでトータルコストが抑えられることもあります。
例えば、以下のような作業を同時に依頼できる可能性があります。
- LPやECサイトなどWEBサイトの制作
- 名刺やパンフレットなど紙媒体の制作
- 広告やSNSの運用
依頼できる作業は制作会社によって様々なため事前に確認は必要ですが、制作の窓口が1つになるため進行がしやすく、全ての制作物を同クオリティに仕上げることもできます。
ただし、
- クオリティや担当者に不満がある場合他の制作物や作業にも満足できないリスクが高い
- LPはLPのプロに、広告運用は広告のプロに頼む方が成果につながりやすい
といったデメリットもあります。
制作物をまとめて依頼することで削減できる費用とリスクを十分に比べた上で依頼を検討してください。
6:補助金や助成金を活用する
ホームページの制作は補助金や助成金の対象となることもあり、これらを活用することで実質の支払額を下げることができます。
例えば2024年現在なら、
などを利用できる可能性があります。
補助金の利用には制作物の内容・業種・会社の規模などの制限があるため事前調査が必要ですが、もし活用できればホームページのクオリティを下げることなく費用負担を軽減できます。
弊社でも、予算に限りのある企業様には補助金の利用をご提案させていただいています。
総制作費が半額になる場合もあるため、補助金・助成金の対象となるかは必ず確認してください。
自社での判断が難しい場合、制作会社の無料カウンセリングを利用して相談することもできます。
中小企業のホームページ開設事例
ここからは、弊社で制作を担当させていただいたホームページを例に、サイトのクオリティや費用感の目安を紹介していきます。
株式会社ネクスト様
大阪府浪速区でWEBマーケティング事業を営む株式会社ネクスト様のホームページ制作を担当させていただきました。
「売上面と採用面を強化するためにホームページを作りたい」とのご希望があり、必要機能を備えた十数ページ規模のサイトになるよう設計。
サイトを訪れた人に「この会社イケてる!」という印象を持ってもらいたいとのことで、デザインやアニメーションにもこだわりました。
機能面では
- お知らせ投稿機能
- ブログ機能
- お問い合わせ機能
を実装しています。
こちらのホームページは「基本的な機能をつけた5〜30Pのホームページ」にあたりますが、デザインやアニメーションにこだわって制作しているため予算目安は「150〜200万円」となります。
有限会社オートショップアズマ様
こちらは埼玉県越谷市でキャンピングカーの製造販売を行う有限会社オートショップアズマ様のホームページです。
「創業時から培われてきたブランドイメージを壊したくない」とのご要望があり、テンプレートを使いつつ配色やフォントを工夫することでオリジナリティを出しました。
機能面では
- お知らせ投稿機能
- イベント情報投稿機能
- お問い合わせ機能
を実装しており、ページ数は15P程度となっています。
こちらのホームページの場合、種別は「基本的な機能をつけた5〜30Pのホームページ」にあたりますが、テンプレートを使用しているため「50〜150万円」程度の費用を想定していただければと思います。
まとめ
最後にこの記事の内容をまとめます。
ホームページ開設にかかるおおよその費用は、以下の表で算出してください。
TOPページ | その他のページ | ||
---|---|---|---|
必ずかかる | ディレクション費 | 見積もり額の10〜30% | |
デザイン費 | 5〜15万円 | 2〜5万円 / 1P | |
コーディング費 | 3〜5万円 | 1〜3万円 / 1P | |
テスト・検証費 | 5〜10万円 | ||
必要に応じてかかる | コンテンツ制作費 | 記事作成:2-5万円/1記事 動画作成:10-100万円/1動画 画像作成:0.3-2万円/1画像 | |
システム構築費 | CMS導入:10〜20万円 簡単な機能の実装:2〜5万円 / 1機能 | ||
コンサルティング費 | 5〜100万円 |
開設費用を安くしたい場合には、以下の6つのポイントを抑えてみてください。
- 必要なページや機能を吟味する
- 目的に合った種類のホームページを作成する
- テンプレートを使ったプランを契約する
- 画像や動画、テキストなどの素材を自社で用意する
- LP制作や広告運用をまとめて依頼する
- 補助金や助成金を活用する
同じ内容のホームページでも、依頼する制作会社によって料金の算出方法や総額は異なります。
ホームページ制作を検討している企業様は、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。
「最低限の予算でホームページを作りたい」
「他社での見積もりに納得がいっていない」
といったご相談も可能です。
貴社のご希望に合わせてホームページの構成を検討し、お見積もりを作成させていただきます。