ホームページのアクセス数を増やす方法9選!失敗しない集客法をプロが解説

この記事は、「会社のホームページのアクセス数が伸びない!」とお悩みの方に向けて執筆しています。

実際、同時期に開設したホームページでも、アクセス数の推移は以下の2パターンに分かれます。

  1. 右肩上がりに伸び続ける
  2. 開設時からほぼ横ばい

アクセス数が右肩上がりに伸び続けるホームページ

アクセス数がほぼ横ばいのホームページ

もちろん、業種や元々の知名度によってもアクセス数の差は生まれます。

この記事では、その経験を元に

  • ホームページのアクセス数を増やす方法
  • アクセス増加施策を実施する際の注意点

を徹底解説していきます。

この記事を執筆している私はWEB制作会社で働く現役WEBディレクターです。

現在10件以上のホームページの運用をお任せいただいており、アクセス解析によるサイト改善のご提案を毎月行っています。

本記事では、そんな私がホームページのアクセス数増加施策について徹底解説していきます。

「せっかくホームページを作ったのに全然アクセス数が増えない…」
「アクセス増加といっても何から始めれば良いかわからない…」

とお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ホームページのアクセス数を増やす方法9選

では早速、ホームページのアクセス数を増やす方法を厳選して9つ紹介します。

前提として、ホームページのアクセス数には様々な要因が影響します。

せっかく作ったホームページを無駄にしないために、これから紹介するアクセスを増やす方法は必ず全てに目を通してください。

ホームページのアクセス数を増やす方法9選
難易度見込める効果
SEO対策を強化する★☆☆★★★
良質なコンテンツを作成する★★☆★★☆
コンテンツを定期的に更新する★☆☆★★★
アクセス状況を分析しコンテンツを改善する★★☆★★★
他媒体に自社ホームページを掲載する★☆☆★☆☆
オウンドメディアで情報発信する★★★★★★
SNSで宣伝する★★☆★☆☆
広告を活用する★★☆★★☆
MEO対策を実施する★☆☆★★★

1:SEO対策を強化する

難易度:★☆☆
見込める効果:★★★

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った略称で、日本語だと「検索エンジン最適化」を意味します。

つまり、GoogleやYahooなどの検索エンジンで、検索結果の上位にサイトを表示させるための施策です。

検索エンジンで気になるワードを検索する場面を想像してください。

検索結果が表示された後、どのサイトからチェックしていきますか?

当然ながら、1ページ目の上部に表示されているサイトから順番に見ていきますよね。

「私はいつも最終ページからチェックしてるよ」なんて人は、世界中どこを探してもいないはずです。

実際、アメリカの大手マーケティング企業「First Page Sage」の調査によると、検索順位ごとのクリック率は以下の通りです。

  • 検索1位:39.8%
  • 検索2位:18.7%
  • 検索3位:10.2%
  • 検索4位:7.4%

引用:Google Click-Through Rates (CTRs) by Ranking Position in 2025

つまり、検索で上位表示されるほどアクセス数が増える。

これがSEO対策が重要な理由です。

今や「ググる」という言葉があるように、世界中の人が24時間Googleで検索を繰り返しており、1日の検索数はなんと約55億回と言われています。

ホームページのアクセス数を増やしたいなら、SEO対策は必須。

  • ページタイトルや説明文の最適化
  • URLの最適化
  • キーワードを本文に盛り込む
  • 関連記事への内部リンク
  • 古い記事のリライト
  • スマートフォンサイズでも見やすいレイアウト
  • 表示速度の高速化

高度なSEO対策には専門知識が必要なため、まずは自社で取り組めそうな範囲から対策を進めていきましょう。

2:良質なコンテンツを作成する

難易度:★★☆
見込める効果:★★☆

コンテンツが魅力的だと、当然ながら読者の満足度が向上し、その結果SEOの向上も見込めるからです。

一つお伺いします。

あなたはどんな状況でインターネット検索を使っていますか?

例えば、旅行の計画を立てる時なら、

「〇〇県 観光スポット」
「〇〇駅 レンタカー 料金」

などと検索しますよね。

もし自宅の水道が水漏れしてしまったら、

「〇〇市 水道トラブル」
「水道修理 料金 相場」

と検索してみるはずです。

つまり、インターネット検索を使う状況のほとんどが

  • 役立つ情報を見つけたい時
  • 悩みを解決したい時

この2つに当てはまるのです。

良質なコンテンツ = 読者の役に立つ情報。

ホームページは、読者が求める情報を提供しなければ意味がないのです。

読者が求める情報を提供できれば、サイトの滞在時間が増えてSEO順位も向上します。

顧客がどんな悩みを抱えて検索を行うのかを考え、その悩みを解決できる良質なコンテンツを作成して、ホームページのアクセス数を増やしましょう。

3:コンテンツを定期的に投稿する

難易度:★☆☆
見込める効果:★★★

理由は2つ。

  1. 読者は新しい情報を求めているから
  2. 古い情報は信用されにくいから

あなたも、もしあるサービスについて調べた時に、訪れたサイトが何年も更新されていなかったら不安になりませんか?

最新情報を求めて、他のサイトへ移動しませんか?

サイト内の情報を更新せずに放置していると、訪問者がすぐに離れてしまい、SEO順位も低下してしまうのです。

「そんなに頻繁に更新できるような情報なんてあるかな…?」

って思われる方もいるかもしれません。

でも、例えば以下のような情報なら、数ヶ月に一度は更新できませんか?

  • 休業日のお知らせ
  • サービス変更のお知らせ
  • 新商品の紹介
  • ブログ記事
  • お客様からの口コミ
  • 期間限定のキャンペーン情報

定期的なコンテンツ投稿や最新情報の提供で、ホームページのアクセス数を増やすと同時に企業の信頼度も上げていきましょう。

4:アクセス状況を分析しコンテンツを改善する

難易度:★★☆
見込める効果:★★★

アクセス状況分析により導き出した読者のニーズに合わせてコンテンツを改善することで、サイトの品質と価値が向上していきます。

具体的なやり方は以下の通り。

まずは、アクセス解析ツールを使用してアクセスデータを収集しましょう。

アクセス解析ツールは、Googleが無料で提供している

  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール

がおすすめです。

WordPressを使用したサイトであれば、

  • Jetpack
  • All in One SEO Pack

などの専用プラグインを導入するのも良いでしょう。

次に、データを見ながら、改善が必要なページやよく閲覧されているコンテンツを特定します。

例えば、特定のページから多くの読者が離脱しているなら、そのページには読者が求めている情報が不足しているのかもしれません。

逆に、特定の記事が多くのアクセスを集めている場合、その記事は魅力的だと言えます。

このような視点から改善ポイントを特定したら、それに基づいて施策を実行していきましょう。

  • 読者が多く離脱するページに他のページへの導線を設置する
  • アクセスが多いページに最新情報を盛り込む
  • 読者が多く検索しているキーワードに関するコンテンツを増やす

どんな施策がアクセス増加に繋がるのかが分かれば、その後の改善策も出しやすくなるでしょう。

「アクセス解析や改善策の立案に自信がない」
「アクセス解析作業に充てられる時間がない」

という方は、専門業者への依頼も検討してください。

アクセス状況分析によるコンテンツ改善で、さらなるアクセス数向上を狙いましょう。

5:他媒体に自社ホームページを掲載する

難易度:★☆☆
見込める効果:★☆☆

「他の媒体」とは、例えば以下のような配布物が挙げられます。

  • 名刺
  • パンフレット
  • カタログ

取引先や顧客が目にする配布物にホームページのURLやQRコードを掲載しておけば、インターネット経由以外からのアクセスに繋がります。

実際、名刺の裏面に会社HPやSNSのQRコードを載せている企業は多いですよね。

紙媒体の他、

  • PDFで配布している会社資料
  • 会社で運用しているSNS
  • ECサイトの会社概要欄

などにホームページのURLを記載するのも良いでしょう。

その際、より多くの方にホームページを訪問してもらうために

「ホームページに新商品の詳細情報を載せています」
「こんなお役立ち情報を定期的に発信しています」

など、ホームページを訪れるメリットを添えるとより効果的です。

他媒体に自社ホームページを掲載して、サイトの知名度を高めましょう。

6:オウンドメディアで情報発信する

難易度:★★★
見込める効果:★★★

オウンドメディアとは、企業が自社で運営するメディアのことで、企業版のブログサイトのようなイメージです。

オウンドメディア上でお役立ち情報や導入事例などの記事を量産していけば、会社に興味を持ってもらうきっかけを作ることができます。

オウンドメディア運営でアクセス数を大きく上げるには、記事を書く前の「キーワード選定」が何より大切。

  • 自社の商品やサービスとの関連性が高い
  • 検索数が多い(=多くの人が知りたい情報)
  • 検索数がそこそこあるのに記事が少ない(=ライバルが少ない)

このような視点から、ラッコキーワードなどのツールを利用してキーワードを選定しましょう。

例えば英語のオンライン教材を販売しているなら、

「翻訳 アプリ おすすめ」
「TOEIC 800点 勉強方法」
「海外赴任 英語できない」

キーワードを選定したら、後はそのキーワードに沿った記事を書いていけばOK。

定期的な投稿や更新を続ければ、徐々に記事からのアクセスが増えていくでしょう。

ただし、当然ながらメディアの運営にはそれなりの時間や労力がかかります。

上手く運用できれば大きな効果が期待できる分、かかるコストも大きいため、自社内に充分なリソースがあるかを事前に確認した上で取り組んでください。

7:SNSで宣伝する

難易度:★★☆
見込める効果:★☆☆

SNSには、情報の拡散が迅速で利用者同士がコンテンツを共有しやすいという利点があります。

目新しい情報やお役立ち情報を発信すれば、「バズ」と呼ばれる急激な情報拡散に繋がるかもしれません。

例えば、SNS上で無料のプレゼント企画を実施し、プレゼントの受け取り条件を以下のように設定します。

  • アカウントのフォロー
  • 該当ポストのリポスト

この時、アカウントのプロフィールにホームページのURLを記載しておけば、アカウントに興味を持ったユーザーをホームページに誘導できるかもしれません。

ただし、このような一時的な拡散を狙った方法は、アクセス数の増加に対する効果も一時的になるかもしれないことに注意してください。

SNSから安定したアクセスを獲得するには、利用者との長期的な関係構築が必要です。

  • 社内にSNSの担当者を立てて定期的に有益情報を投稿する
  • SNS運用代行業者に運用を依頼する

このように、あらかじめ運用に関する方針を決めておきましょう。

8:広告を活用する

難易度:★★☆
見込める効果:★★☆

広告を利用して、ホームページのアクセス数を増やす方法もあります。

広告の利点は、他の方法と比べて迅速かつ確実に結果が得られること。

インターネット上の広告は、配信開始後すぐに検索結果やアプリ内に反映されるため、早ければその日のうちにアクセスを獲得することができます。

広告には様々な種類があるため、業種や目的にあった方法を選定しましょう。

インターネット広告の主な種類
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • ディスプレイ広告

また、SNS広告やディスプレイ広告なら画像や動画での宣伝ができるため、ビジュアル重視の商品やサービスに適しています。

ただし、広告の出稿には当然ながらお金がかかります。

広告費の平均は月に20〜50万程度と言われているため、「できるだけコストをかけずにアクセス数を伸ばしたい」という場合は別の手段を取る方が良いでしょう。

多少のコストをかけてでも手っ取り早くアクセスを集めたいなら、広告の利用を検討してください。

9:MEO対策を実施する

難易度:★☆☆
見込める効果:★★★

ホームページのアクセス数を増やすには、MEO対策も効果的です。

MEOとは、Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略。

簡単にいうと、Googleマップで検索上位に表示するために行う施策のことです。

例えば、外出先でカフェに行きたいと思ったら、「〇〇駅 カフェ」のように地名+カフェで検索をしますよね。

MEO対策によりGoogleマップの検索上位に自店舗が表示されていれば、ホームページにアクセスが集まるのはもちろん、売り上げにも大きく貢献するでしょう。

MEO対策は、Googleビジネスプロフィールを作成し、オーナー確認を行うだけで始められます。

オーナー確認が完了したら、以下のような方法でプロフィールを充実させていきましょう。

  • 企業情報を埋める
  • 最新情報を定期的に投稿する
  • 店舗や商品の写真を掲載する
  • 口コミへの返信をする

ホームページアクセス増加施策を実施する際の注意点3つ

ここまでホームページのアクセス増加施策を解説してきましたが、ただ単にアクセスを増やすだけでは意味がありません。

そもそも、ホームページへのアクセス数を増やしたいのは、

  • 会社や商品の認知度を上げたい
  • ホームページからの問い合わせを商品購入に繋げたい

などの理由があるからですよね。

そこでここからは、ホームページアクセス増加施策を実施する際の注意点を3つ解説していきます。

アクセス改善に着手する前に、これからお伝えする注意点を必ず把握しておいてください。

ホームページアクセス増加施策を実施する際の注意点3つ
  1. アクセス数を増やすツールやアプリは使わない
  2. コンバージョン率にもこだわる
  3. 効果が出るまでには時間がかかることを認識しておく

1:アクセス数を増やすツールやアプリは使わない

WEBサイトのアクセス数を増やす方法について調べていると、「〇〇円でアクセス数を1万増加させます」といった内容のサービスを見かけることがあるかもしれません。

実際、このようなツールやアプリを使えば一時的にはアクセス数が増えるでしょう。

でも、アクセス増加サービスのほとんどは、不正にアクセスを増やすプラグラムを実行するだけで、実際にサイトを訪れるユーザーが増えるわけではありません。

例え人力でアクセス数を増やしてくれるサービスだったとしても、その人たちが会社や商品に興味を持ってくれる可能性は低いですよね。

ホームページへのアクセス数を増やしたいなら、このようなサービスに頼るよりも、

  • コンテンツの質を高める
  • 読者の需要を理解する
  • 定期的な情報発信をする

といった地道な方法を選んでください。

また、もし早急にアクセス数を増加させたいなら、コストをかけて広告を出しましょう。

ツールやアプリを使って急激にアクセス数を増加させても、売り上げに貢献することはほとんどありません。

コツコツとホームページの改善を行い、持続可能な成果を追求してください。

2:コンバージョン率にもこだわる

コンバージョン率(CVR)とは、サイトが目的としている成果(CV)の達成割合を示す指標です。

コンバージョンの例
  • サービスの売り上げを増やしたい:資料請求や説明会への申し込み
  • 新規取引先を見つけたい:お問い合わせ

つまり、コンバージョン率を上げるには、読者に行動を起こさせる必要があるのです。

コンバージョン率を上げるためには、

  • 読者の行動を喚起するテキストやバナーを設置する
  • 読者が商品やサービスに興味を持つような内容の記事を用意する
  • お問い合わせフォームや申し込みフォームを使いやすく改善する

といった改善が効果的です。

ホームページのアクセスを売り上げに繋げたいなら、単にアクセス数を増やすだけでなく、読者がアクションを起こしやすい環境作りにも取り組みましょう。

3:効果が出るまでには時間がかかることを認識しておく

例えば、SEO対策やMEO対策では、「コンテンツを定期的に更新しているか」も重要な指標です。

短期間で優良な記事を量産しても、その後に一切更新を行わなければ、検索順位はなかなか上がらないでしょう。

SNSでの宣伝も、1万人単位のフォロワーを獲得するにはかなりの時間と労力が必要になるはずです。

サイト改善の効果を確かめる際にも、最低3ヶ月は様子を見てから改善の良し悪しを見極めてください。

もし「どうしても2-3ヶ月以内にアクセス数を上げたい!」という場合は、広告の活用がオススメです。

ホームページのアクセス数を増加させたいなら、長期的な目線で改善に取り組みましょう。

まとめ

最後に本記事をまとめます。

ホームページのアクセス数を増やす方法は以下の通りです。

難易度見込める効果
SEO対策を強化する★☆☆★★★
良質なコンテンツを作成する★★☆★★☆
コンテンツを定期的に更新する★☆☆★★★
アクセス状況を分析しコンテンツを改善する★★☆★★★
他媒体に自社ホームページを掲載する★☆☆★☆☆
オウンドメディアで情報発信する★★★★★★
SNSで宣伝する★★☆★☆☆
広告を活用する★★☆★★☆
MEO対策を実施する★☆☆★★★

ただし、単にアクセス数を増やすだけでは、売り上げに繋がりません。

アクセス増加施策を実施する際には、下記の注意点を頭に入れておいてください。

ホームページアクセス増加施策を実施する際の注意点3つ
  1. アクセス数を増やすツールやアプリは使わない
  2. コンバージョン率にもこだわる
  3. 効果が出るまでには時間がかかることを認識しておく

以上、ホームページのアクセス数を増やす方法を徹底解説してきました。

「アクセス数を増やすのって思ったより大変…」
「自社のリソースでは、1年かかってもアクセスが伸びないかも…」

と思われている方。

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