本気で集客を考えるホームページ制作会社
株式会社NorthWing制作部の林です。
- ホームページリニューアルの進め方は?
- ホームページリニューアルはどれくらい時間が必要?
- ホームページリニューアルの費用も知りたい
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事を書きました。
本記事を読めば、ホームページリニューアルの進め方が完璧に理解できるので、効率的に進めることができます。
この記事を執筆してる私はホームページ制作歴1年の現役エンジニアです。
ホームページリニューアルも含め、これまでに30件以上のホームページ制作に携わってきました。
ホームページリニューアルを効率的に進めていく方法をしっかり把握しています。
本記事では、そんな私がホームページリニューアルの進め方を初めての方でもわかるよう丁寧に解説します。
本記事を最後まで読み終えれば、ホームページリニューアルをどう進めるのか明確になります。
ホームページリニューアルを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ホームページリニューアルとは?
ホームページリニューアルとは、全ページに以下の変更を行います。
- デザインを一新する
- 新しい機能を加える
- より使いやすくする
リニューアルは、市場の変化や技術の発達など様々な要因で必要です。
例えば、スマホやタブレットのインターネット利用者が増えている現代においては、
デバイス毎に対応するためのリニューアルが求められます。
リニューアルを検討する際は、明確な理由や目的を持ちましょう。
そして、利用者のニーズに応じた最適な変更を行うことが重要です。
ホームページリニューアルの進め方9ステップ
早速、ホームページリニューアルの具体的な進め方9ステップをお伝えします。
手順をしっかり押さえておけば、リニューアルで失敗することはまずありません。
逆に手順をおろそかにすると、期待した成果を得られず、費やした時間やお金が無駄になります。
ステップをしっかり踏むことで、リニューアルを確実に成功させましょう。
- 目的を明確にする
- 現状分析
- 競合サイト分析
- 要件定義
- デザイン
- サイト構築
- テスト
- 公開
- 運用
1:目的を明確にする
ホームページリニューアルを検討する際は、目的を明確にすることが重要です。
目的が決まることで、リニューアルの方向性を具体的に決めることができます。
既に運営している自社ホームページにも、
- 商品を売りたい
- 人材を集めたい
- 自社を多くの方に知ってほしい
など明確な目的があったはずです。
リニューアルの方向性を決めて、現在抱えている問題を解決していきましょう。
2:現状分析
リニューアルを検討する前に、まず自社ホームページを詳しく分析しましょう。
「リニューアルが本当に必要なの?」この疑問に答えるため、現在のホームページの状況を正確に把握する必要があります。
以下の点をチェックしてみてください。
- デザインが古いか
- 情報が探しにくいか
- サイトが使いにくいか
- ページの表示速度が遅いか
- アクセス数が低下しているか
- スマホなどのデバイス対応していないか
- 企業のブランドイメージが以前と変わったか
この中の3つ以上が当てはまる場合、リニューアルを検討する価値があるでしょう。
もしリニューアルが必要と判断されたら、次のステップへ進んでください。
3:競合サイト分析
競合サイトの分析はホームページリニューアルの成功に欠かせません。
なぜなら、STEP2で挙げた課題を改善するためのヒントや新しいアイディアがあるからです。
例えば、競合サイトが動物キャラクターを使って楽しく説明しているページが人気だったら、自分たちのサイトも動物キャラクターを取り入れることが考えられます。
他者ホームページと比較して、改善点を明確にしていきましょう。
4:要件定義
ホームページ制作全体の中心となる部分を決める工程を「要件定義」と呼びます。
要件定義で行う主な作業は以下のとおり。
- 課題を整理する
- 目的や方針を決める
- スケジュール
- 実装する機能
- デザインの方向性
- コンテンツの構成
- 予算
要件定義を具体的に決めることで、プロジェクト全体がスムーズに進行します。
不明確な要件定義はプロジェクトの失敗リスクを高めるので、しっかり詰めていきましょう。
5:デザイン
要件定義を参考に、ホームページ制作会社やデザイナーにデザイン作成を依頼しましょう。
デザインは、専門知識が必要なので独学では難しいです。
ただ、必ずしもデザインが必要とは限りません。
ノーコードのテンプレートを使えば、制限はありますがデザインなしでホームページを作成することが可能です。
デザインを依頼するか?ノーコードにするか?は決められた予算で判断しましょう。
6:サイト構築
サイト構築は、デザインの指示に従ってホームページを作成する工程となります。
このステップもデザインと同様、ホームページ制作会社やWebコーダーに作業を依頼するのが一般的です。
専門知識が必要なため、独学での構築は難易度が高いです。
しかし、ノーコードの場合はテンプレートを使用してサイト構築するので、専門家を必要としません。
サイトの構築方法は、プロジェクトの要件や予算に応じて、専門家かノーコードを使用するかを決めましょう。
7:テスト
構築したサイトが正しく表示されているかテスト公開をします。
テスト公開では、以下のような不具合を検査します。
- エラーが出てないか?
- リンクが切れていないか?
- 文章に誤字脱字がないか?
- 各種端末で表示崩れがないか?
- サイトの見た目はデザイン通りか?
テスト公開は、Basic認証などのアクセス制限をかけて行なうのが一般的です。
テストで一通りの確認をしたら次のステップへ進みます。
8:公開
テストで問題がなければ、ホームページを公開します。
テスト公開で検査した不具合が、もう一度ないか確認する必要があります。
問題がないことを確認したら正式に公開です。
続いてはサイト公開後の行程になります。
9:運用
リニューアルしたホームページを公開した後は、 その効果を定期的に確認しながら運用していきます。
要件定義した目標が達成されているのかどうか、具体的なデータをもとに分析して把握しましょう。
もし、期待した効果を得られなかったり、利用者が減っていた場合は、迅速に対策する必要があります。
ホームページ公開した後こそ、分析と改善のPDCAが重要なので、適切な運用と分析で、ホームページの価値を上げていきましょう。
ホームページリニューアル後に必ずやるべきこと3つ
リニューアルしたホームページ公開後に必ずやるべきことを3ステップで紹介します。
この3ステップを行わなかった場合、検索順位の低下やサイト利用者の数に大きな影響があるからです。
ホームページを公開できて一息つきたい気持ちもわかりますが、油断は禁物です。
リニューアルしたホームページを公開してからが本番になります。
折角リニューアルしたホームページなので、最大限効果を上げていきましょう。
- 旧ホームページから新ホームページへ転送する
- ホームページリニューアルを告知する
- ホームページを分析する
1:旧ホームページから新ホームページへ転送する
リニューアル公開後、旧ホームページから新ホームページへ転送する設定が必要があります。
前のページの住所(URL)から新しいページの住所へ、しっかり案内することが大切です。
この案内がない場合、前から利用していた人はホームページが閉鎖したと勘違いして他のサイトへ流れてしまいます。
この転送設定は「リダイレクト」や「301リダイレクト」という方法が一般的です。
リダイレクトを設定しない場合、検索順位の低下も招くので、リニューアル公開後は必ず設定しましょう。
2:ホームページリニューアルを告知する
リニューアルをしたホームページを公開後、たくさんの人に知ってもらうために、告知や宣伝を行いましょう。
ホームページを作っても、宣伝や告知をしなければ誰も知ることはできません。
例えば、新しいラーメン屋が開いた時、そのお店があることを知らない人には来てもらえませんよね?
- 広告
- SNS
- メルマガ
など、リニューアルしたことを知ってもらうために、宣伝活動をしましょう。
3:ホームページを分析する
リニューアル公開後は、サイトがアクセスを集められているか分析をして改善することが重要です。
STEP9の運用と同じ繰り返しになりますが、とても重要なことなので必ずやるべきことに加えています。
ホームページは公開してからがスタートになります。
折角リニューアルしたホームページも、適切に運用されなければ効果を発揮されません。
定期的な分析でデータを拾い集めて、目標を達成できるよう改善していきましょう。
ホームページリニューアルに必要な期間について
ホームページリニューアルの制作期間は規模によって様々です。
小規模なホームページのリニューアルは数週間から数ヶ月、大規模なサイトや複雑なサイトの場合は数ヶ月から1年以上かかります。
残念ながら公開期間が延びる可能性もあります。
サイトの運用者が仕事で忙しく、制作会社とのやりとりする時間がなくて画像やテキストの素材が用意できずにホームページが公開ができない、といった理由で延期されたことがあります。
ページ数以外にも、実装する機能によって期間が変わる可能性があるので、実際にリニューアルを依頼する制作会社に確認をとりましょう。
ホームページリニューアルに必要な費用について
ホームページのリニューアルにかかる費用は規模と業者により大きく異なりますが、数十万円~数百万円です。
費用の内訳として、大きく3つに分かれます。
- ディレクション費用
- ホームページの作成費用
- サポートや運用代行費用
ただホームページを作り直したいだけ、というのであれば費用を抑えることが可能です。
運用代行をする場合、市場調査や計画を立てるなど工数がかかるため、費用が高額になります。
リニューアル費用はサイト運用の目的に合わせて検討しましょう。
ホームページリニューアルで失敗しないためのポイント3つ
ホームページリニューアルで失敗しないために、押さえておくべきポイントを3つ紹介します。
失敗しないポイントを押さえておけば、ホームページのリニューアルは成功したも同然です。
逆に意識しなければ、ただ作り直しただけで何の成果も得られずに終わるでしょう。
是非、失敗しないためのポイント3つを頭に入れておいてください。
- リニューアルの目的を明確にする
- ユーザーファーストを意識する
- ドメインやコンテンツはなるべく引き継ぐ
1:リニューアルの目的を明確にする
ホームページをリニューアルする場合は、目的を明確にしてください。
リニューアルの進め方STEP1でも書いてますが、それだけ重要な内容です。
時間とお金をかけて作り直すのだから、どんな成果を得たいのか、どんな問題を解決したいのかはっきりさせるべきです。
例えば、
「もっと自社商品を知って買ってもらいたい」
「スマホで閲覧しやすくして色んな人に見てもらいたい」
「新しいサービスを知ってほしい」
など何かしらあるはずです。
ホームページのリニューアルで何を達成したいのか、検討しておきましょう。
2:ユーザーファーストを意識する
ホームページのリニューアルはユーザーファーストを意識しましょう。
ユーザーファーストとは、
- 使いやすさ
- 理解しやすさ
- コンテンツの質
など、ホームページの利用者を第一に考えたサイトづくりのこと。
Googleなどの検索エンジンは、ユーザーファーストのホームページを高く評価するため、検索順位にも大きく影響が出ます。
例えば、すごくいいデザインや書いてある情報が良くても、読み込み速度がとても遅いサイトの場合は使いにくいと判断され、利用者はサイトから離脱してしまうでしょう。
なので、このホームページ作りやサイト運営には、ユーザーファーストを意識しておかなければいけません。
3:ドメインやコンテンツはなるべく引き継ぐ
ホームページをリニューアルする際には、なるべく既存サイトのドメインやコンテンツを引き継ぐようにしましょう。
ドメインを変更するとこれまでのサイトの評価がリセットされるため、検索順位に悪影響が出てしまう可能性があります。
そのため、既存サイトのドメインがペナルティを受けていない限りは新サイトにドメインやコンテンツは引き継ぐべきです。
新しいドメインは評価されるまでに時間がかかり、上位表示までの期間も長くなってしまうため注意が必要です。
ホームページリニューアルの進め方に関してよくある質問3つ
続いてホームページリニューアルの進め方に関してよくある質問を3つ紹介します。
リニューアルに失敗すると大きな損失につながるので、疑問点を残しておくのは禁物です。
疑問点はなるべく解消して、目的のあるリニューアルを進めて頂ければ幸いです。
- 他社から乗り換える場合はどうすればいいですか?
- 自社対応と業者外注はどちらが良いですか?
- どのように制作会社を選べばいいですか?
1:他社から乗り換える場合はどうすればいいですか?
リニューアルをきっかけに、契約中のホームページ制作会社を乗り換えする場合は注意が必要です。
- 制作会社との契約期間
- ホームページの著作権
- ワードプレス管理画面のログイン情報
- ホームページのデータの譲渡
- サーバーの情報とドメインの情報の保有者
など、現在のホームページについて契約がどうなっているのか把握する必要があります。
一部の契約内容はリニューアルを制限する可能性があるため、新規の制作会社との契約前に詳細を確認しましょう。
2:自社対応と業者外注はどちらが良いですか?
基本的には業者外注にメリットが多いと思います。
以下、それぞれメリットとデメリットです。
【業者外注】
メリット
- 専門知識が高いため品質が高くなる
- 人件費を抑えられる
- 最新の技術やトレンド
デメリット
- 一定のコストがかかる
- 外部のやり取りが必要
【自社対応】
メリット
- 外部の費用がかからない
- 情報保護ができて安心
- 自社の方針や要望に忠実に進められる
デメリット
- 人件費がかかる場合がある
- 社内に専門知識のある人材がいない場合、習得に時間がかかる
専門家のいる企業や大手企業は、自社対応でのリニューアルがもうまくいくかもしれません。
しかし、それぞれの企業や団体の状況によって選択は異なります。
メリットとデメリットをよく考えて決めることが大切です。
3:どのように制作会社を選べばいいですか?
最適なリニューアルの制作会社は企業それぞれ異なります。
適切な制作会社を選ぶポイントを5つ紹介します。
- 制作会社の料金が自社の予算内か確認する
- 制作会社がどれだけ要望やニーズに応えて、いい提案をしてくれるか確認する
- 担当者とのコミュニケーションがとりやすいか確認する
- 同じ業界や業種の実績があるのか確認する
- 制作会社のアフターサポート体制を確認する
ホームページのリニューアルを成功させるには、制作会社選びのポイントをしっかりと考慮して、最適なパートナーを探しましょう。
まとめ
最後に本記事の内容をまとめます。
- 目的を明確にする
- 現状分析
- 競合サイト分析
- 要件定義
- デザイン
- サイト構築
- テスト
- 公開
- 運用
- 旧ホームページから新ホームページへ転送する
- ホームページリニューアルを告知する
- ホームページを分析する
ホームページリニューアルに必要な期間は規模によって数週間から1年以上かかる
ホームページリニューアルに必要な費用は規模によって数十万から数百万
以上のホームページリニューアルの進め方からリニューアル後のやるべきことをしっかり把握しておきましょう。
更に、ホームページリニューアルで失敗しないためのポイントやよくある疑問点も押さえておきましょう。
- リニューアルの目的を明確にする
- ユーザーファーストを意識する
- ドメインやコンテンツはなるべく引き継ぐ
- 他社から乗り換える場合は契約状況を確認しよう
- 自社対応と業者外注はメリットとデメリットを比較しよう
- 制作会社は予算や業種の実績を確認しよう
弊社は本気で集客を考えるホームページ制作会社として、ホームページリニューアルを数多く手掛けています。
ホームページリニューアルの制作をご検討中なら、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください。