ホームページ更新費用の相場は？費用を抑えるコツや注意点も徹底解説

会社や店舗のホームページを運用していく中で、情報やシステムの更新にかかるコストにお悩みの方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、

• ホームページ更新費用っていくらぐらいかかるの？
• ホームページ更新する際の費用の内訳は？
• ホームページ更新費用を安く抑えたいけど、どうすればいいの？

こんな疑問を解決できるよう、ホームページを更新する際の疑問点や悩みについて解説していきます。

この記事を執筆している私は、ホームページ制作に携わるプロの現役エンジニアです。

ホームページ制作のみならず、ホームページの更新やリニューアルなど100件以上の実績で得た経験を活かし、ホームページ更新費用について徹底解説していきます。

本記事を読むことで、ホームページ更新費用に関する基礎知識を完全に理解することができます。

ホームページの更新費用でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ホームページ更新費用の相場

まず始めに、ホームページの更新費用の相場について解説していきます。

結論から言うと、ホームページの更新費用の相場は、毎月2,000〜5万円程度です。

ただし、この金額は契約方法や契約内容によっても変動します。

制作会社等にホームページ更新を委託する場合、契約方法は大きく分けて次の2種類。

1. その都度依頼する単発プラン
2. 毎月費用が発生する定額プラン

どのような契約にするかは、ホームページの目的や更新頻度など、自社の状況にあわせて選定する必要があります。

まずは、契約方法ごとに相場の目安を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

1：単発プランの更新費用の相場：2,000〜2万円/回

単発プランの場合、更新費用の相場は1回2,000〜2万円程度です。

普段のホームページ運用は自社で行い、自社で対応できない更新をする際に、その都度外部に作業を依頼する場合の目安価格となります。

当然、依頼する作業内容によって料金が異なり、

• テキストの差し替え
• 画像の差し替え
• ページの削除

といった比較的簡単な作業であれば数千円。

• サイト全体のデザイン修正
• 高度な機能の実装

といった時間のかかる作業の場合は数万円を見込んでおきましょう。

2：定額プランの更新費用の相場：5,000〜5万円/月

定額プランの場合、更新費用の相場は1ヶ月5,000〜5万円となります。

ホームページ運用をすべて外注に依頼したい場合は、ほとんどがこちらの定額プランを選択することになるでしょう。

一般的には、以下のような条件で修正対応の依頼が可能です。

• 毎月◯回まで修正対応可能
• 毎月◯時間まで修正対応可能

制作会社によって契約内容は様々なため、自社の状況に合った契約内容を選びましょう。

なお、費用目安は以下の記事で詳しく解説しています。

定額プランでの契約をご検討中の方は、こちらも合わせてご覧ください。

2025年1月7日 ホームページの保守費用が高すぎる？制作会社が適正価格を解説【事例あり】

ホームページ更新費用の内訳

続いて、作業内容ごとにホームページの更新費用の内訳を解説していきます。

ただし、作業の依頼先によっても費用は変わりますので、あくまで目安価格として参考にしてください。

ホームページ更新費用を安く抑えるコツ3つ

ここからは、

「更新費用の相場はわかったけど、意外と高いな…」
「もっと安く更新費用を抑えられないかな…？」

という方に向け、ホームページ更新費用を安く抑えるコツを解説していきます。

ホームページをコスパよく運用していくために、必ず最後まで読み進めてみてください。

1：自社で更新しやすいサイトにする

更新費用を安く抑えるコツ1つ目は、自社で更新しやすいサイトにすることです。

• テキストや画像の差し替え
• 記事の追加
• システム更新

といった更新作業を自社で完結できるようになれば、外部に依頼する作業が減り、更新費用の削減に繋がるのです。

でも、社内に専門知識のある人材がいない場合、HTML/CSSといった言語で制作されているWebサイトを素人のみで更新するのは難しいですよね。

その場合、ホームページにCMSを導入する方法がおすすめです。

CMSとは「Contents Management System（コンテンツ管理システム）」の略で、簡単に言うと、Webサイトの専門知識がなくても更新や新規ページ制作ができるツールのことです。

既存のホームページにCMSを導入する場合、当然ある程度の初期費用がかかりますが、その後に削減できる更新費用を考えればかえってコスパが良い可能性もありますよね。

現在運用しているホームページがCMSに対応していない場合、リニューアルによるCMS導入を検討してみましょう。

2：作業量に応じて単発プランか定額プランを選ぶ

更新費用を安く抑えたいなら、一度現在の更新体制を見直してみてください。

数ヶ月に1回しかホームページを更新しないのに、定額プランで契約していませんか？

逆に、毎月何度も行う修正依頼に、都度料金を払っていませんか？

最適なプランを選択するには、まず現状のホームページ更新頻度を正しく認識する必要があります。

• 自社のホームページはどれぐらい更新作業が必要になるのか？
• 毎月外注先へ依頼している場合はどのくらいか？
• 現在の契約プランは適切か？

自社の作業量と契約プランを比較し、最適な契約方法を検討してください。

3：定期的に契約内容を見直す

更新費用を抑えるには、定期的に契約内容を見直すことも重要です。

なぜなら、自社の状況によってホームページの運用体制も変化していくから。

ホームページ開設当初は作業量に見合った契約内容だったとしても、運用を続けるうちに更新頻度が下がっていくこともあります。

前述の通り、更新頻度によっては単発プランに変更する方が安く済むかもしれません。

そのため、定期的に契約内容が更新頻度に見合っているかを見直す必要があるのです。

もちろん、毎月更新の回数や内容を記録するのは大変なので、年に1、2回見直す程度で十分でしょう。

特に初回の契約から時間が経っている場合、一度内容に過不足がないか確認しておきましょう。

ホームページを更新する際の注意点4つ

続いて、ホームページを更新する際の注意点を解説していきます。

特に、これからホームページ更新の契約をする方や契約を見直したい方は、これらの注意点を必ず知っておいてください。

1：ホームページは定期的に更新する

ホームページは、定期的な更新がなにより重要です。

なぜなら、更新を怠るとユーザーに不親切なサイトと見なされ、Google等の検索エンジンからの評価が下がってしまうから。

結果として検索順位が低くなってしまうため、「せっかく開設したホームページを誰にも見てもらえない」という事態に繋がってしまうのです。

また、ホームページを定期的に更新すると、以下のようなメリットもあります。

• サイトに訪れたユーザーの離脱率を下げることができる
• ユーザーの欲しい情報を届けることができる可能性が高まる

もし訪れたホームページの更新が数年間途絶えていたら、

「この会社、今も存在するのかな？」
「このホームページに載っている情報、古すぎて信用できないんじゃない？」

と不安に思いますよね。

ホームページを有効に活用したいなら、必ず定期的な更新を心がけてください。

2：定期的にバックアップを取る

ホームページは、定期的にバックアップを取ってください。

なぜなら、サイト更新やバージョンアップの際に、不具合が起こることもあるからです。

• データが消えてしまう
• エラーが出てしまう

このようなトラブルが起きた際、バックアップがあれば、不具合が起こる前の状態にホームページを復元できますよね。

「じゃあ、サイトを更新する予定がなければバックアップも取らなくていいの？」と思われるかもしれません。

結論、サーバーやシステムなどの自動更新で不具合が起こる可能性もあるため、サイト更新の有無に関わらず定期的にバックアップはとりましょう。

また、「バックアップの取り方がわからない」という場合は、制作会社への相談も視野に入れてください。

3：外注する場合は作業範囲を明確にする

ホームページの更新を外注する場合、依頼する作業範囲を必ず明確にしておいてください。

作業範囲が曖昧なまま契約を進めてしまうと、無駄な出費が発生したり、トラブルに繋がる可能性もあります。

具体的には、

• 自社のホームページに必要な更新作業は何か？
• 月にどれぐらいの更新を依頼できるのか？
• 自社で対応できそうな作業はないか？

この辺りを明確にしておいてください。

外注に頼る作業や更新頻度が明確なら、最低限の出費で安全にホームページを運用できます。

特に、これから外注を依頼する予定の方は、必ず事前に依頼範囲を検討しておきましょう。

4：内製化する場合は費用対効果を見極める

ホームページの更新作業を自社内で行う場合、費用対効果を見極めることが重要です。

自社でホームページを更新するメリットは、当然外注費を抑えることができる点。

しかし、その反面、以下のようなデメリットもあります。

• ホームページの更新には思いのほか労力や時間がかかる
• 本来の業務をこなしながらホームページの更新作業をしなければならない
• 本来の業務が忙しくなると更新頻度が下がっていくケースが多い

自社内にホームページの更新を担当できる人員がいない場合や、本来の業務で手一杯という場合、制作会社へ作業を依頼する方が費用対効果が良いケースもあります。

また、更新を外注するメリットは、作業に割く社内リソースを削減できるだけではありません。

• 本来の仕事に集中することができる
• 更新時のエラーやトラブルを回避しやすい
• 万が一エラーがおきた場合もサポートを受けられる

更新作業を自社内で完結させたい場合、「本当に自社のリソースだけでホームページを更新し続けられるのか」をしっかり見極めてください。

まとめ

最後に、本記事の内容をまとめます。

契約プランごとのホームページ更新費用の相場は以下の通りです。

また、単発プランで更新作業を依頼する場合、作業ごとの更新費用目安は以下の通りです。

効率よくホームページを運用していきたいなら、更新費用を安く抑えるコツも知っておきましょう。

また、ホームページを更新する際の注意点は以下の通りです。

本記事を通して、ホームページ更新費用についての知識を深められていれば幸いです。

ぜひ、自社のホームページ更新の参考にしてください。

弊社は、本気で集客を考えるホームページ制作会社です。

ホームページの新規制作だけでなく、リニューアルや運用保守もお任せいただけます。

ホームページの更新でお困りの際には、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

【ご相談はこちらから】